先日の話ですが。
2/1に私が役員として末席に名前を連ねさせていただいている地元のケアマネ連絡会の少し遅めの新年会がありました。
結構楽しい会になり、夜22時過ぎぐらいまでお店にいました。
その後解散したのですが、翌日がたまたま公休でしたのでもう少し飲みたくなり、一人で昔よく行ったショットバーに行きました。
そのバーはまだ独身の23~25歳ごろによく行っていました。マスターは有名ではないですが名人で、特に注文などしなくても好みのカクテルをつくってくれました。結婚してからなかなか行く機会がなくなってしまい、最後に行ったのはおそらく5年ぐらい前に同僚のケアマネ合格祝いのときだと思います。
久しぶりに行ってみるとマスターは不在で、初めてみたオバちゃんがカウンターにいました。ものすごい素人っぽい感じで、助っ人にしてもちょっとな、という感じでした。
私の頭の中ではてなマークが飛び交っていると、たまたま隣に座っていたお客さんが打ちの施設を建てた建設会社の社長さんで、この店の長年の常連だそうで、この人から意外な事実を聞きました。
私の知っているマスターは昨年8月に病気で亡くなられていました。
5月ごろに検査で病気が分かって、その後はあっという間だったそうです。そしてカウンターのオバちゃんは奥様で、5月に夫が倒れた以後お店をするようになったそうである。
しかもこの奥様、実は私と同業者で現役のヘルパーさんである、ということ。驚いて奥様に聞いてみたら、マスターが病気で倒れるまでは自分はヘルパーだけをしていたが、昨年5月からは昼間はヘルパー夜はバーテンダーという生活を続けている。おまけにマスターが闘病中はお店が終わってから病院にとまりに行っていたそうで、振り返れば正直よく倒れなかったなあ、という感じであるらしい。
ヘルパーとしては措置の時代から続けているそうで、市内でも一番有名な事業所に所属していて職歴は誰よりも長いものの、現場の登録ヘルパーとして活動している。つまり、初回の利用者に対してまず入り、道を開拓した後若手をつれてって指導する、という、ある意味コーディネーターよりもしんどい仕事をしている方。聞けば翌日は6時過ぎからヘルパーの仕事があるそうである。
ヘルパーのほうの事務所には家庭のほうのことをまったく伝えていないらしい。それは自分の家庭の問題であって、仕事としては関係のないこと。自分ですると決めた以上どちらもおろそかに出来ない、ということであった。
さすがに年齢のこともあるので、ヘルパーのほうは年度末で退職しようかと考えているそうだが、お店はマスターの遺言でもあるので出来る限り続けるつもりであるらしい。
閉店の時間まで福祉の話題で盛り上がってしまい、飲みにきた感じではなかったけれど、久しぶりにプロのヘルパーに会った感じであった。
正直な話、まだプロのバーテンダーとしてはまだまだであり(えらそーだけど)、同時にヘルパーとしても動いていることがお店の仕事にとってはあまりいい影響を与えているとは思えないので、今後もお店を続けていくのであればヘルパーとしてはやめたほうがいいと思う。福祉職の人間としては、ベテランがやめていくのはさびしいし勿体ない感じだけど。
ふらりとよったお店で思いもかけないニュースと出会いました。亡くなられたマスターのご冥福を祈ります。そして今日からは奥様をマスターと呼びますね。
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